内科について
風邪や胃腸炎といった急性疾患から、生活習慣病をはじめとする慢性疾患まで、幅広く診療を行っています。
みなさんが生活の中で不調を感じたとき、まず相談していただく診療科が内科です。「なんとなく調子が悪い」、「何科にかかったらいいのか分からない」といった場合にも、お気軽にご相談ください。
高度な検査や入院が必要となった場合には、責任をもって連携している高度医療機関をご紹介いたします。安心してご来院ください。
内科で対応する主な症状
内科で対応する主な疾患
慢性疾患
- 高血圧
- 糖尿病
- 脂質異常症(高脂血症)
- 高尿酸血症(痛風)
- 骨粗しょう症
- 貧血
- 花粉症
- 便秘症
かぜ(風邪症候群)
どんな病気なの?
鼻やのどの感染症で、原因となる病原体はほとんどウイルスです。くしゃみ、咳、鼻水、のどの痛み、発熱など複数の症状が出ますが、インフルエンザに比べると症状は軽い傾向があります。ほとんどの場合は数日で改善しますが、ご高齢者や持病がある方は、気管支炎・肺炎・脱水などになって重症化することがあります。
どうやって治療をするの?
ウイルスは細菌と違い、抗生剤の効果はありません。そこで、つらい症状を和らげる薬、安静、十分な水分補給で体力の回復を助け、自分の免疫力で治りやすくするのが治療の基本となります。
インフルエンザ
どんな病気なの?
インフルエンザウイルスによる感染症です。毎年11月から3月にかけて流行します。一般的な風邪に比べ、症状が強いことが特徴です。
まず、発熱(通常38度以上)、頭痛、だるさ、筋肉痛、関節痛などが現れます。やや遅れて、鼻水、のどの痛み、咳などが生じます。通常は1週間程度でこれらの症状が良くなります。
ご高齢者では、はっきりした症状が出ないこともあります。食欲がない、なんとなく元気がない、といった症状しか現れず、発見が遅れて重症化しやすいので注意が必要です。重症化すると肺炎や脳症を引き起こし、命を落としたり、後遺症を残すことがあります。
どうやって診断するの?
迅速抗原検査を行います。患者さんの鼻に綿棒を入れ、粘液を採取して検査を行います。10分程度で結果が判明します。陽性であればインフルエンザと診断します。
迅速抗原検査の結果は100%正確というわけではありません。早期(特に発症から6時間以内)には、ウイルスを検出できないことがあります。このため、検査結果が陰性であっても、症状、流行状況、インフルエンザ患者さんとの接触の有無、などから総合的に判断し、インフルエンザ感染と診断することもあります。
どんな治療をするの?
対症療法
熱、のどの痛み、咳、痰など、つらい症状をやわらげるための薬を使用します。
抗インフルエンザ薬
インフルエンザウイルスの増殖をおさえる薬を使用します。以下のような効果があります。
- 熱が出る期間を1〜2日間ほど短縮する。
- 重症化を予防する。
- 周りの人にウイルスをうつしにくくする。
早期に使用すると高い効果があるため、症状が出てから2日以内に使用します。重症化しやすい患者さんの場合には、症状が出てから2日以降であっても薬を使用することがあります。
重症化しやすい方
- 65歳以上のご高齢者
- 5歳未満のお子さん
- 妊婦さん、産後2週以内の方
- 以下の病気を持つ方
・呼吸器の病気(喘息、COPD、気管支拡張症、間質性肺炎など)
・心臓の病気(心不全、狭心症、心筋梗塞、弁膜症など)
・腎不全
・肝臓の病気(肝硬変など)
・糖尿病
・神経の病気
・血液の病気(白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫など)
・免疫抑制状態(癌、ステロイドやリウマチ治療薬など免疫を抑制する薬を使用している方)
・肥満
ワクチンは本当に効果があるの?
ウイルスが体内に入り込むことは防げません。しかし、「つらい症状が出ないようにする」、「重症化しないようにする」効果が期待できます。
高齢者福祉施設に入所されている65歳以上の方を対象とした報告によると、ワクチン接種によって34~55%の方の発病(つらい症状が出ること)をおさえ、82%の方の死亡をふせぐ効果があります。
胃腸炎
どんな病気なの?
原因の多くは、ウイルスや細菌が感染して起こる感染性胃腸炎です。特に冬〜春にかけて患者さんが増える傾向にあります。
吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、発熱などの症状があります。
持病のない大人にとっては、つらい症状を伴うものの、命の危険はあまりありません。しかし、ご高齢者、持病を持つ方、お子さんは重症化するリスクがあります。このため早めの受診をお勧めします。
どうやって治療するの?
水分補給
脱水にならないよう水分補給が重要です。吐き気が強く水分摂取が難しい時は、少量ずつ、頻回に水分をとるようにしてください。
胃腸の休息
胃腸を休めるため、消化しやすい食事をとります。具体的には、おかゆ、うどん、白身魚、脂身の少ないささみ肉、卵、豆腐、バナナなどから少しずつ食べてみてください。
薬物治療
下痢・吐き気・嘔吐などの不快な症状が強い場合、整腸剤、吐き気止めなど、症状をやわらげる薬を使用します。なお、下痢を無理に止めると、病原体の排出を妨げて回復を遅らせてしまいます。このため、一般的に下痢止めは使用しません。
高血圧
どんな病気なの?
安静時の血圧が正常値よりも高い状態です。以下の血圧で診断されます。
- 診察室の血圧: 140/ 90mmHg以上
- 家庭での血圧: 135/ 85mmHg以上
病院では緊張してしまい、血圧が高めに出てしまう方もいらっしゃいます。このため、リラックスできる家庭での測定の方が正確な値が得られます。そこで治療の際には、家庭血圧を優先して用いることもあります。
なぜ治療する必要があるの?
高血圧は一般的にほとんど自覚症状がありません。症状を出さずに血管を傷つける(動脈硬化)病気と言えます。動脈硬化によって血管の内腔が狭くなると、
- 脳梗塞
- 認知症
- 狭心症、心筋梗塞
- 腎不全
- 視力障害
- ED
などのリスクが上がります。また、動脈硬化によって血管壁が硬くなると血管が破れやすくなり、
- 脳出血
- 大動脈解離
などを誘発します。これらの重篤な病気の予防のため、高血圧の治療は大切です。
どうやって治療するの?
一般的には130/80mmHg(家庭血圧では125/75)未満を目標に治療します。75歳以上の方では、目標値は140/90(家庭血圧では135/85)未満です。なお、持病によっても目標値は変わります。
生活習慣の改善
以下のことを、できるものから取り入れてみて下さい。
- 減塩
- 肥満の解消(BMI:25未満が目標です。BMI = 体重(kg)×身長(m)×身長(m)で計算します。)
- 運動(ウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動を30分以上、できれば毎日行います。)
- 節酒(エタノール20〜30g/日以下に制限します。具体的には、ビール500ml、缶チューハイ500ml、日本酒1合、ワイングラス2杯、ウイスキーダブル1杯、焼酎1/2合が目安です。)
- 禁煙
- しっかりとした睡眠
減塩で5mmHg程度、ウォーキングなどの運動で3mmHg程度、血圧は低下すると言われています。
薬物治療
生活習慣の改善で目標の達成が難しい場合、薬剤を使用します。血圧を下げる代表的な薬剤には、カルシウム拮抗薬、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬、利尿薬、β遮断薬などがあります。患者さんの持病、内服している薬、どれくらい急いで血圧を下げるべきか、生活状況、などを参考に薬の種類と量を選択していきます。
脂質異常症(高脂血症)
どんな病気なの?
LDLコレステロール(悪玉)・中性脂肪が多い状態と、血液中の過剰な脂質を回収してくれるHDLコレステロール(善玉)が少ない状態を合わせ、脂質異常症と呼びます。
採血を行い、以下のいずれかを満たすと脂質異常症と診断されます。
- LDLコレステロール ≧140mg/dl(120~139 mg/dlは境界域)
- HDLコレステロール<40 mg/dl
- トリグリセリド (中性脂肪) ≧150 mg/dl(空腹時。非空腹時に採血した場合は、≧175mg/dl)
なぜ治療する必要があるの?
脂質が多い状態が続くと、血管の壁に脂が沈着してプラーク(脂質や細胞の塊)が作られます。プラークが大きくなると血管は狭くなって詰まりやすくなります。
また、このプラークはもろく壊れやすいものです。プラークが破れると、それを修復しようとして血の塊ができます。血の塊によって血管が詰まると、その先にある臓器に血液が届かなくなり壊死します。脳の動脈が詰まると脳梗塞に、心臓の動脈が詰まると心筋梗塞を発症します。
脂質異常症に症状はまったくありません。しかし、症状がないまま血管を傷害し、突然心筋梗塞や脳卒中など深刻な病気を引き起こす、やっかいな病気です。健康診断などで異常値を指摘された方は、ぜひ受診を検討してください。
どうやって治療するの?
患者さんの年齢、性別、持病、喫煙歴などから、心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクがどの程度あるのか予想し、目標値を決めます。すでに心筋梗塞や脳梗塞を発症したことがある方の場合、より厳密な管理が推奨されます。
生活習慣の改善
以下のことを、できるものから取り入れてみて下さい。
- 肥満の解消(BMI:25未満が目標です。BMI = 体重(kg)×身長(m)×身長(m)で計算します)
- 食事の見直し
(ⅰ)肉より魚を多くとる(動物性脂肪は悪玉コレステロールを上げます。魚の脂肪は悪玉コレステロールを上げず、中性脂肪を下げてくれます)。
(ⅱ)乳製品、卵黄を控える。
(ⅲ)野菜、キノコ、海藻、果物、大豆製品を増やす(食物繊維が多く、コレステロールが吸収されにくくなります)。 - 減塩
- 節酒(エタノール20〜30g/日以下に制限します。具体的には、ビール500ml、缶チューハイ500ml、日本酒1合、ワイングラス2杯、ウイスキーダブル1杯、焼酎1/2合が目安です)。
- 運動(ウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動を毎日30分以上行います)
薬物治療
スタチンと呼ばれる薬が中心となります。肝臓でコレステロールが作られるのを抑えることで、血液中のコレステロールを減らします。
副作用として、筋肉の傷害、肝臓の障害があります。そこで、副作用のチェック、効果の確認のため、定期的に採血を行います。
糖尿病
どんな病気なの?
食事をすると血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)は一時的に高くなりますが、インスリンというホルモンが分泌されると、ブドウ糖は全身の細胞に取り込まれ、血糖値はもとに戻ります。インスリンの分泌量が少なくなる、もしくはインスリンがうまく機能しなくなると、ブドウ糖を細胞にうまく取り込めず、血糖値が高い状態が続きます。このような状態が糖尿病です。
採血を行い、以下を満たすと糖尿病と診断されます。
- 空腹時血糖値≧126mg/dl
- 随時血糖値≧200 mg/dl
- HbA1c(ヘモグロビンA1c)≧6.5%
なぜ治療する必要があるの?
血糖値が高い状態が続くと、血管は傷ついて弱くなっていきます。特に細い血管が障害されやすく、以下の合併症を引き起こします。
- 糖尿病網膜症 : 視力低下、失明(失明の原因の第2位)
- 糖尿病神経障害 : しびれ、足がつる、感覚がにぶる、便秘・下痢、立ちくらみ、勃起不全
- 糖尿病腎症 : 腎不全(人工透析の原因の第1位)
また、糖尿病患者さんは、肥満、高血圧、脂質異常症を合併していることが多く、動脈硬化が急速に進みます。結果的に以下の合併症につながります。
- 狭心症、心筋梗塞
- 脳梗塞
- 足の壊疽
これらの合併症は、ある程度まで進行するともとに戻りません。しかし、治療をきちんと行い、血糖値が良好な状態を維持できれば、合併症の進行は抑えられます。このため、早い段階で治療を開始して継続することが大切です。健康診断で糖尿病の可能性があると指摘を受けた方は、ぜひ受診してください。
どうやって治療するの?
食事療法
以下のことを、できるものから取り入れてみて下さい。
- 朝、昼、夕と3食しっかりとる。(欠食すると、次の食事でかえって血糖が上がります)
- 寝る前3時間は食べない。
- 食事は20分以上かけて食べる。(ゆっくりよく噛むと満腹中枢が刺激され、食べ過ぎをふせぎます)
- キノコ、海藻、野菜を取る。(食物繊維が血糖値を下げます)
- 野菜→魚や肉→ご飯やパン、の順に食べる。(血糖の上昇がゆるやかになります)
- 熱中症予防として、スポーツドリンクやジュースを飲まない。(糖が多すぎます。水やお茶がおすすめです。)
- 摂取する糖質を減らす。(米・パン・麺類などの主食と、イモ類を減らします。主食を減らした分、おかずは増やしてかまいません。)
運動療法
・ウォーキング、ジョギング、水泳などの有酸素運動を毎日30分以上行う。(特に食後1時間程度のタイミングで運動すると、血糖の改善効果がより大きくなります)
・忙しくて運動の時間がとれない方は、バス停1つ分歩く、エレベーターで2〜3階分は階段を使う、エスカレーターを使わないなど、こまめに歩く。
薬物治療
血糖値を下げる飲み薬を使用します。患者さんの年齢、体重、血糖値、合併症の状態、生活状況などを考慮して、薬の種類を決めていきます。また、糖尿病が進行し、体内でインスリンをうまく分泌できなくなってしまった方の場合、インスリン注射を行うこともあります。
高尿酸血症
どんな病気なの?
プリン体(細胞の増殖・代謝に必要な物質)が分解されてできた老廃物が「尿酸」です。この尿酸が血液中で増え過ぎてしまった状態を高尿酸血症と呼びます。
採血を行い、尿酸値が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症と診断されます。
なぜ治療する必要があるの?
尿酸値が高くても症状はありません。しかし、血液中の尿酸が多い状態が続くと、以下の合併症が生じます。これらを防ぐため、治療をお勧めします。
痛風発作
関節内に針状の尿酸結晶ができ、炎症を起こします。すると、突然関節(多くは足の親指)に激痛があらわれ、歩くこともできなくなります。
尿路結石
尿中の尿酸濃度が高まると、尿の通り道で尿酸が結晶化して結石を作ります。結石が尿管につまると、激しい痛みを起こします。
腎障害
尿酸結晶が腎臓に沈着したり、腎臓の血管を傷つけることで、腎臓の機能が低下します。進行すると人工透析が必要になることもあります。
動脈硬化
尿酸値が高いと血管の細胞が傷つき、動脈硬化が進みます。このため、脳卒中や心臓病などのリスクが上がります。
どうやって治療するの
薬物治療
尿酸の産生を抑える薬、または尿酸の排泄を促す薬を使用します。以下の方は薬による治療の適応となります。
- 痛風発作が過去にあった方。
- 痛風発作を過去に経験していないが、尿酸値が以下を満たす方。
(ⅰ)持病がない場合 : 9.0mg/dl以上
(ⅱ)高血圧、糖尿病、脂質異常症、腎障害、虚血性心疾患、肥満などがある場合 : 8.0mg/dl以上
なお、痛風発作がでている時には、すぐ尿酸値を下げると関節の炎症はかえって悪化します。そこで、まず関節の炎症をおさえる治療をしっかり行い、痛風発作が落ち着いてから尿酸値を下げる薬を開始していきます。
生活習慣の改善
食事の見直し
- 食事は腹八分目にする。(肥満があると、尿酸が排泄されにくくなります)
- レバー、魚の干物、白子などの魚卵は少量にする。(プリン体が特に多く含まれています)
- 野菜や海藻を食事にとりいれる。(尿をアルカリ性にし、尿酸の排泄を促します)
節酒
ビールはプリン体が多く、尿酸値を上げるというイメージがあるかもしれませんが、アルコール類は全て尿酸値を上昇させます。このため、以下を心がけてください。
- アルコール摂取は適量におさえる。
(エタノール20〜30g/日以下に制限します。具体的には、ビール500ml、缶チューハイ500ml、日本酒1合、ワイングラス2杯、ウイスキーダブル1杯、焼酎1/2合が目安となります。) - 週に2日以上の休肝日を作る。
運動
- ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどの有酸素運動をする。(激しい筋肉トレーニングなどの無酸素運動は、かえって尿酸値を上げます。尿酸値が高い方は控えましょう。)
帯状疱疹
どんな病気なの?
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスによって、神経と皮膚が障害される病気です。
子供の頃に水ぼうそうウイルスに感染すると、その後何十年も体内に潜伏します。このため、水ぼうそうにかかったことがある全ての方が帯状疱疹を発症する可能性があります。加齢や病気によって免疫力が低下すると、潜伏していたウイルスが活動的になり、帯状疱疹を発症します。
50歳台から発症率は高くなり、80歳までに3人に1人が帯状疱疹を経験します。
どんな症状が出るの?
一般的には以下の経過をたどります。
- 右側または左側のどちらか一方に、ピリピリ・チクチク・ズキズキといった痛みが現れる。
- 1週間程度で痛みがある部分に赤い斑点が見られる。
- 赤い斑点の中に水ぶくれができる。
- カサブタができ、痛みが落ちついて治る。
多くの場合、皮膚の症状がおさまると痛みは消えますが、神経の損傷が強いと痛みが長期間続きます(これを帯状疱疹後神経痛と呼びます)。また、顔に帯状疱疹があらわれた場合には、視力低下、顔面神経麻痺、難聴などの重い後遺症が残ることがあります。
どんな治療をするの?
ウイルスの増殖を抑えるため、抗ウイルス薬を使用します。抗ウイルス薬を早く開始するほど、ウイルスの増殖はしっかり抑えられ、重症化や帯状疱疹後神経痛の確率を下げることができます。片側に生じる皮膚の痛み、赤い斑点が現れた場合には、早めにご相談ください。
予防できるの?
帯状疱疹にはワクチンがあります。帯状疱疹の発症率の低下、重症化の予防、帯状疱疹後神経痛の予防に有効です。50歳以上の方は接種可能ですので、ご検討ください。
周りの人にうつるの?
帯状疱疹の水ぶくれの中には、水ぼうそうのウイルスがいます。感染力は弱いですが、水ぼうそうになったことがない方には、接触によってウイルスがうつる可能性があります。
水痘ワクチン接種前の赤ちゃんや、妊婦さんと同居されている方は、タオルを共有しない、入浴は最後にするなど注意してください。
発熱外来について
- 発熱や風邪症状で受診を希望される方、インフルエンザや新型コロナウイルスの検査をご希望の方のための外来です。予約制となっております。直接来院された場合、対応が困難な場合がありますのでご承知おきください。
- 予約枠がいっぱいの場合、以下のように対応させていただきます。
- ●当院に通院中の方(当院で投薬中の方、検査予定がある方)
- できる限り当日中に対応いたします。お電話でご相談ください。その際、当院に通院中であることをお伝えください。
- ●それ以外の方
- 当日の対応ができません。翌診療日以降のご案内となります。ご理解のほどよろしくお願い致します。
発熱外来の対象となる方
- 37.5度以上の発熱がある方
- のどが痛い、咳が出るといった風邪症状がある方
- 下痢や吐き気があり、胃腸炎が疑われる方
- 新型コロナウイルスやインフルエンザの濃厚接触者の方
当院の感染対策
当院では、みなさんの院内感染をふせぐため、以下を徹底しています。
- 発熱患者さんと、定期受診の患者さんの動線・待合室を分けています。
- 十分な換気を行なっています。
- イス、ドアノブ、荷物置き、検査機器など、みなさんが触れる場所の消毒を行っています。
- 来院された患者さんには、手指のアルコール消毒、マスク着用をお願いしています。
- 当院スタッフは、診察毎に手指のアルコール消毒を行なっています。